サイズ
横幅約10cm
奥行き約5.5~6.6(画像6、7枚目)
持ち手約11.5cm(接続部の丸い部分まで)
シャルル・シェヴァリエ(Charles Chevalier)のオペラグラスは、アンティークの世界や光学機器の歴史において非常に有名で、高い評価を受けています。
当時のフランスにおいて、シェヴァリエ家(父ジャック、息子シャルル、孫アルチュール)は「最高級の光学機器メーカー」としてのブランドを確立していました。
1. 「Jumelle Chevalier(シュヴァリエの双眼鏡)」というブランド
19世紀のパリで、シェヴァリエ製のオペラグラスや双眼鏡は、貴族や富裕層の間でステータスシンボルでした。
品質の高さ: シャルル・シェヴァリエは、顕微鏡や写真用レンズの改良で名を馳せた天才的な職人でした。その技術を転用したオペラグラスは、当時の他社製品に比べて明るく、歪みが少ないことで知られていました。
刻印の価値: アンティークの個体には「Chevalier Paris」や「Jumelle Chevalier」という刻印が入っており、これが現在でも本物の証としてコレクターの間で高値で取引されています。
2. デザインと装飾の美しさ
シャルルのオペラグラスは、単なる実用品ではなく「工芸品」としての側面が強いのが特徴です。
真鍮をベースに、マザーオブパール(白蝶貝)、エナメル、高級レザーなどがふんだんに使われました。
当時の観劇は社交の場であったため、ドレスやタキシードに合う優雅なデザインが追求されていました。
シャルル・シェヴァリエは、世界最初のカメラ(ダゲレオタイプ)のレンズを作った人物です。そのため、「写真の歴史を作った人物が手掛けた光学機器」という文脈からも、彼の名前がついたオペラグラスは歴史的価値が高いと見なされています。
現在でも、アンティークショップやオークション(eBayやEtsy、国内の骨董市など)では、19世紀半ばから後半のシェヴァリエ製オペラグラスがよく登場します。150年以上経っても、レンズを清掃すれば実用できるほどの耐久性と精度を持っている個体も少なくありません。
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